個人再生のきっかけは阪神大震災にあったのかもしれない被災者の借金問題

東海沖巨大地震
被災地の皆様 早く安心できる日が来ることをお祈りいたします。
思えば16年前
ある神戸在住の被災者の方のこと
その頃は普通にキャッシングなどして生活は出来ていたものの突然の大地震で仕事先が倒壊。
神戸でも東灘区や灘区、中央区そして兵庫区などは家屋やビルの倒壊が激しく、長田区においては火災も発生し多くの建築物が損失されました。
地震直後は何がおこったのか?
興奮状態でこのあとどうすればいいのか?
まともに考えられる状態ではなかったように思います。
この方だけではないのですが
やはり家屋や家族、そして仕事を無くした方も本当にたくさんいます。
この頃、消費者金融各社は3ヶ月の支払い延期を用意したり震災後の利息免除に力を入れていました。
自宅は大地震のど真ん中にいながらも一部損壊でしたが仕事を失ったMさん。
10年もの間、借りたり返したりを繰り返していたのですが、あまりのショックに今後借金を返せる気がしないと思ったそうです。
銀行にある残金を集めて消費者金融3社ほどを巡り全ての借金を完済しました。
それから数年。
借金をするつもりはなかったものの
また借りていたそうです。
新しい仕事について、新しい町での生活が続いていました。
キャッシングによる借金は小額だったので震災後すぐに返せたのですが
残った住宅ローンが様々な減免はあったものの
到底、転職後の給料では払えない金額だったのです。
一部損壊という家屋の被害では国や義援金の割当も非常に微々たるもので
簡単な修理はできてもその町でずっと働き続けることが出来ない限り
壊れて失ったも同然です。
マンションだったため手放しても、住宅ローンの返済をまかないきれるような売却額にはならず
最終的に住宅ローンだけを背負って違う町で再起を誓ったのですが。。
なれない仕事と以前の給料の半分にも満たない手取額
これで住宅ローンと家賃を払いきることが難しく
また消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠を利用したのです。
そういう生活が続き最終的には債務超過のまま
弁護士に相談へ行ったそうです。
Mさん
個人再生で債務圧縮することで「法的な完済でも完済したい」
という横行を選んだそうです。
住宅ローンを抱えるということは
消費者金融などのキャッシングを抱える以上に大きな金額に追われるわけで
天災や病におかされたときは大きな負担となって人生を追い込んできます。
震災地域で被害にあった家屋の住宅ローンなどは保険だけでまかなえない場合が多く
地震保険に入る余裕の無い人も多いはず。
被災者が一番感じるのは
震災で被害を受けて価値のなくなった家屋に負債だけ残す現状に耐えられないことだと感じます。
自分もそうでしたが震災後の生活は辛かったです。
今も実家は冬になるとすきま風が家中に吹きます。
完全に修繕できるほどの余裕もなく
ただ、傷跡の残る家屋で生活をがんばるくらいしか出来ず。
大震災は直後のショックが大きくて現実が見えにくいのですが
そのあと何年も何年も
苦しみが残ります。
簡単にすべてが元通りなることはない。
また、新たな被災地が発生したこと
悲しく思いますが、どうかあきらめないでください。
いいことばかりじゃないけど。。

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