実際に個人再生完済後の人生で感じるデメリット~自己破産より厳しい現実が待っている | 個人再生とその後の人生ブログ

実際に個人再生完済後の人生で感じるデメリット~自己破産より厳しい現実が待っている

個人再生のデメリットをまとめます。

自己破産か?個人再生か?

これを考えてしまうと後悔しかなく、感情的になってしまいます。

 

私個人の状況による経験から12年経過しました。

30代後半40代にかけて返済し、借金はなくなりましたが

50歳になって振り返ると

個人再生なんてデメリットしかありません。

以下、参考になればと残しておきます。

スポンサーリンク

個人再生のデメリット

個人再生の手続きからしっかりと完済し、法的に圧縮された債務がなくなりました。

しかし、その後に残ったデメリットも多いです。

 

  • 債務が残ること
  • 債務の返済が続くこと
  • 住宅ローンが残ること

 

逆に言うと住宅ローンを残したいから自己破産ではなく個人再生をえらぶ人が多いと思います。

でも、

実際に4人家族で将来を考え、個人再生計画のもと、圧縮された債務を支払ったあと、私は思いました。

 

最初から自己破産にしておけばよかった。

 

自己破産のほうがいい

自己破産ならとっくに消えているブラック情報

再生計画の弁済が遅れれば自動的に自己破産手続きとなる

日本経済がどんどん沈む中で将来も安定収入が続く補償なんて無い

 

実際、私は個人再生の返済計画中にも収入なくしてます。

完済後8年経過しましたが、途中3回収入なくしてます。

 

住宅ローンもあの時なくせていたらどんだけ人生の選択肢が増えたことか。。

 

絶対自己破産のほうがいい。

自己破産のほうが人生を再起しやすい

 

自己破産は過去をリセットできます。

しかし、

個人再生はリセットといえばリセットだけど住宅ローンという重荷がずっしり残ったままです。

 

これ延滞したらせっかく消えたブラック情報がまた激しくブラックに染まるわけです。

 

将来の安定収入に絶対的な自信がある人

健康、マインド、など絶対に将来強く保てる人

それ意外は自己破産で一回リセットしたほうがいいです

 

実際に個人再生の手続きを進め

頑張って完済して支払いを終えました。

 

しかし、

人生で最も重たい住宅ローンが残っています。

しかも、手続き当時に支払いを停めてもらってたので、支払い再開後は以前より月に3万円も返済額が増えています。

 

 

日本の住宅ローンは地獄です。

投資用不動産なら良いですが、居住用として35年もローン組んでしまうと、その後脱サラとかフリーランスになり事業を発展させる際に重たい足かせになります。

動きたくても動けない

売りたくても売れない

負債だけのしかかる重たい足かせです。

 

自己破産しておけば、今頃彼らとともに海外出店や地方移転で自由に動けたはずなのに。。

 

30代、40代前半くらいまでは人生で後悔などしない性格でした。

しかし、50歳になる頃から、後悔ばかりです。

 

その後悔とは

住宅ローンなんて組んでしまったばかりに、先に進めなくなった

あのとき自己破産して住宅ローンをリセットしてたら今頃はドバイはシンガポールで、、

なんてふうに「たられば」が脳裏をよぎります。

 

 

人生リセットすると意外にも世界は広がります。

住宅ローンというその場から動きにくくなるだけの足かせをはめられて

せっかく広がりかけた人生の大チャンスを逃すことになります。

 

ビジネスシーンでまだまだ活躍できる30代40代なら

可能であれば住居は事由に選べて移動できる環境下に身を置くほうが

いざ大きなチャンスを迎えた際に成功をつかみ取りやすい用に思います。

 

ブログに何度も出てくる同時期に自己破産した経営者さんは当時の売上が20億程度で

そこから無一文になりましたが、

自由の効く身をいかし、今も10億程度の売上を持つ会社を一つ育て上げました。

 

一方の私はあれから12年経過して、一時的に海外進出を考えるような売上などラッキーが舞い込んだももの、結局身動き取れず未だに債務整理前とさほど変わらない生活を同じ場所で繰り返しています。

 

成長した彼と、あいかわらずな私の違いは私の心の弱さや実力の無さが主な原因ですが、

何度も思うのが

あのとき自己破産していたら、人生もっとはばたけたのに。。

そんな身勝手な後悔が今もずっと心に残っています。

 

なんのために、こんな価値が下がりまくる不動産のローンを背負ったままブラックになったんだろう。。

とても残念な判断だったと非常に後悔しています。

 

 

自己破産で免責降りる可能性が高ければ自己破産をえらぶのが賢明です。

 

私の場合、

結局ギャンブルによる借金増加で自己破産を選ぶと免責許可が出るかどうかに若干不安があった。

とはいえ、

弁護士さんも裁判所関係の方も免責はまず許可されるだろうという判断でした。

 

しかし、

12年前の2007年当時では個人再生経験のある人の意見などあまり見ることも出来ない時代です。

今はネットでこういう恥晒しな情報も増えました。

 

その恥晒し情報のひとつそして、

私の経験談があなたの今後の選択に役立つのなら光栄です。

 

住宅ローンという重荷を支払い続ける義務は

よほどの事情がない限り手放すほうがいい。

 

家のローンを手放せば

家賃安い家や生活コストを下げれる地方へ移転するチャンスを逃すことにもなります。

住宅ローンさえなくなればその後のビジネスでチャンスが訪れた際に自由度が増します。

逆に住宅ローンが乗っこっていると自由が効きません。

収益拡大するのに都心部へ長期滞在するにも住宅ローンの足かせが経済的に思考を停止させてしまいます。

 

住宅ローンなんて抱えていてもいいことなんて一つもありません。

まして借金抱えて悩むような人生に踏み込む人間の将来です。

将来を考えてみてください

あなたの仕事、この先安泰で給料増えますか?

 

嫁や親族は住宅を手放すなと言いますが、

現代の社会情勢を勉強していない人の意見は無視するべきです。

 

住宅ローンの有無は

債務整理後のチャンス溢れる生活シーンで大きな壁になります。

借金整理後の人生で「非常に重たい足かせ」となってきます。

 

高齢化、経済低迷、45歳でリストラが加速する日本です。

 

こんな世の中で住宅ローン抱えたまま債務整理なんて絶対にしてはいけない。

 

私はあの時代だからあの時代なりの判断

「家族との生活の場を命をかけて守る」

という古い考えで自宅を残す債務整理方法を選びました。

 

個人再生により、債務は圧縮され本当に生活は楽になりました。

 

しかし、完済後も、人生は紆余曲折

住宅ローンだけが恐ろしいほど厳しく私の人生を停止させようとのしかかってきます。

 

私は今、仕事場としてマンションの一室を借りていますが、

はっきりいって、この家賃4万円の部屋さえあれば

子供がすだち、夫婦だけの生活になりかけている我が家には十分な広さ。

 

家賃4万円で生活できる家族構成になる50代を迎え

相変わらず月額12万円程度(ローン共益費込)を払い続ける。

これを75歳まで継続するんです。

 

正直、住宅ローンを払い終える自信はありません。

なぜあの時、自己破産を選ばなかったんだろう。

持ち家を持つことが人生の幸福

そう思い込ませる日本の洗脳教育に苦しめられる人生です。

私は間違った選択を知てしまったと己の失敗を食い悔やむ人生の後半です。

個人再生の最大のデメリットを教えてあげましょう

今、30代、40代でまだまだ若い元気なカラダと心を持ち合わせているあなたも

50代、60代となれば恐ろしいほどに肉体は衰えます。

肉体が衰え、精神も弱ります。

そのとき、

強い心と健康なカラダで、安定収入がなければ住宅ローンを払い続けることは出来ません。

住宅ローンを払えなく慣ればどうなるのか?

 

衰えた肉体と精神の50代60代になってまた自己破産の手続きをするしか無いのです。

 

個人再生なんてするものではありません。

よほどの事情が無い限り、自己破産で人生リセットするほうがメリットだらけの明るい未来が待っています。

 

経験者である私の正直な思いです。

個人再生でしっかりと債務は完済しました。

 

ブラック情報も消えましたが、そのブラック情報が消えるにも同じ時期に自己破産した人よりも3年ほど長く時間を要します。

自己破産は申し立てて手続完了し、免責が降りれば債務は消滅です。

個人再生は再生計画を作成し、そこから返済完了まで3年はかかります。

新たな金融クレヒスを生み出すにも3年の遅れを取ります。

 

しんどいことだらけです。

私はサラリーマンから自営業となったのでクレヒス無いままの40代は人生の負け組そのものでした。

そこから50代になり、後悔ばかりの人生です。

 

長くなりましたが

自己破産で免責が降りない可能性が高い場合をのぞき、

個人再生なんて選ぶものでは有りません。

 

自宅は手放し、新たな人生を描きましょう。

手続き後12年位は幸せに過ごせますが、

50代過ぎると、住宅ローンが最悪のお荷物になってきます。

自己破産か個人再生か

個人再生のデメリットは大きいです。

しかし、持ち家を手放せない嫁や家族の声もあることでしょう。

 

最終的に決断するのはあなた自身です。

あなたと私は全く違う人生を歩んでるので上記も参考程度で観てください。

ただ、状況は似た部分もあるかもしれません。

 

私は個人再生手続きを選びましたが、

判断材料のひとつとして、債務整理に至るまでの私の過去の生き方なども参考になればとまとめております。

 

お時間のある方は私のプロフィールもご覧ください。

破産か、個人再生か?

判断するきっかけにはなると思います。

【実話】個人再生までの体験談(筆者のプロフィール)
はじめまして、消費者金融での勤務歴が14年でありながら自分自身が債務整理で借金をつぶした「ゴロー」です。小規模個人再生の経験者の実話小規模個人再生による債務整理の経験者です。借金を返済できなくて苦しむ顧客を数千人見守り債務整理する顧客を数千...